
令和7年10月19日、豊後高田市中央公民館で、第37回大分方言まるだし弁論大会が開催され、市内外から多くの観客が集まりました。この大会は、言葉の豊かさと温かみを再認識し、郷土を愛する心を育み地域づくりに活かすことを目的に開催される市の恒例行事で、今年は11人の弁士たちが登壇。会場は大きな笑いに包まれました。


11人目のトリとして、豊後高田市で働くベトナム人特定技能実習生のホ・サン・トラ・リエンさんが出場。『私の母はスーパーヒーロー』というタイトルで、ベトナムに住むお母様やご家族との心温まるエピソードを、大分弁を交えながら披露しました。受賞こそなりませんでしたが、外国人として日本語の弁論大会に出場した経験、また日本の貴重な文化である方言を学んだ経験は、彼女にとってかけがえのないものとなったでしょう。トラ・リエンさん、お疲れ様でした!
